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L型エンジン シリンダーヘッド オーバーホール 続編 

L型エンジン シリンダーヘッド オーバーホールの続きです。

こちらが、シリンダーヘッドを降ろしたあとのエンジン本体です。
シリンダーブロックと呼ばれている部分です。
P1070330.jpg
写真左したの方にタイミングチェーン、テンショナーガイド等があります。
ここで、クランクの位置がズレないように特殊工具を使ってロックしてしまうわけです。

今回は、バルブシールを交換するために、シリンダーヘッドをO/Hしました。
P1070378.jpg
バルブシールとは、オイル下がりの原因にもなるもので、このシールがへたってくると、バルブステムを伝ってオイルが燃焼室に下がってきます。
そうなると、エンジン始動時にマフラーから白煙が出ます。
吸入バルブには、デポジットと呼ばれるカーボンが付着し、スパークプラグにもカスが付き、ミスファイヤーの原因にもなってきます。
燃焼効率も悪く、マフラーから出る白煙はオイルの焼けた嫌な臭いもしてくるので、あまり良い事ではないですね。

で、こちらが吸入バルブに付着したデポジットです。
P1070362.jpg
思ってたよりは、デポジットが少なかったです。
オーナー様は、まめにオイル交換をされていたことが良かったのではないでしょうか!
因みに、排気バルブには、あまりデポジットは付着しません。
なぜなら、高温になっている排気ガスで、カーボンは燃えてしまうからです^^

バルブシールを交換するため、カムシャフト、バルブスプリング、吸入・排気バルブを全て外します。
順番が変わらないように注意しなければなりません。
P1070360.jpg

バルブシールは、このように取り付けられています。
P1070381.jpg

外したバルブは、ドリルに取り付け回転させながら、デポジットを削り落します。
間違っても、シリンダーヘッドのバルブシートと密着する部分にキズをつけないように注意しながら・・・。
P1070415.jpg
全てデポジットを取り除いた後、バルブの擦り合わせをするんですが、写真を撮り忘れてしまいました^^;

シリンダーヘッドとシリンダーブロックの間にはガスケットがこびりついてますので、オイルストーンを使って綺麗に掃除します。
P1070429.jpg

今回は、インジェクターと呼ばれる、燃料噴射装置の燃料ホースが、かなり劣化して亀裂がめちゃめちゃ入ってましたので、これらの部品も全て新品と交換しました。
P1070428.jpg

全ての部品を組み付けし、分解したときの逆の順番に組んでいくんですが、あわてていたので写真がありません(涙)

と、ラジエーターも完全にO/Hしました。
P1070436.jpg
通常は、新品もしくは、O/H済みのリビルト品と交換するんですが、今回は現物修理となりました。
が、再使用できる部分が殆どなかったので、新品のラジエーターに作り替えた感じですね^^


エンジンを組み上げたあとは、12か月定期点検、ミッションのオイル漏れ修理、フロントパッドの交換をさせて頂きました。
ミッションのオイル漏れは、プロペラシャフトを外し、ミッションリヤシールを交換しました。
P1070451.jpg

P1070454.jpg

こちらは、左右フロントパッドの交換です。
鳴き止めグリスも塗布させて頂きました^^
P1070458.jpg

P1070457.jpg

この度は、誠に有難うございました!
また、宜しくお願いします^^


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カテゴリ:整備関連

2011.01.20 Thu. 22:32 -edit- Trackback 0 / Comment 2

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L型エンジン シリンダーヘッド オーバーホール 

毎日、寒い日が続きますね。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
風邪などひかないようにして下さいね^^

さて、今回は、ニッサンの名機と申し上げて差し支えないでしょう!
L型エンジンのシリンダーヘッドオーバーホール(以下O/H)をアップしてみます。
僕は、L型エンジンが大好きです^^
個人的にも、何台ものL型エンジン搭載車に乗りました。

今回の整備車両はHR30型スカイラインです。
オーナー様は、新車から現在まで大切に乗っておられます!
走行距離は、270000キロを超えてます!
凄いでしょ?
キチンとメンテナンスすれば、全く問題ありません^^
P1070250.jpg

P1070251.jpg
シリンダーヘッドをO/Hするには、エンジンから切り離し車両から降ろさなくてはいけません。
マフラー(正確にはエキゾーストパイプ)燃料系、電気系、吸気系等を車両とエンジン腰下から分離します。
L型エンジンは、タイミングチェーン方式なので、ストッパーで固定してエンジン側に残すことになります。

で、タイミングチェーンとは・・・。
以前、シャリオ・グランディスの記事で少し触れましたので今回は省略しますが、クランクシャフトの回転とカムシャフトの回転のタイミングを合わせるための部品で、ベルトではなくチェーンが採用されてるわけです。

タイミングベルト方式は、100000キロで交換の必要があるので、タイミングチェーンよりは外しやすくなってますが、タイミングチェーンは交換することが殆どありません。
中には、チェーンが伸びてしまい、エンジン不調・チェックランプ点灯なんて車もありますが・・・。

このチェーン(ベルト)は、エンジン腰下とシリンダーヘッドをつないでいるので、外してしまわないとヘッドを降ろせません。
なので、固定してエンジン側に残すわけです。

こちらは、シリンダーヘッドカバーを外したところです。
この中に、シリンダーヘッドと腰下をつなぐヘッドボルトが付いてます。
P1070252.jpg
写真右下に見えるのがタイミングチェーンです。

若いころは、一人でかかえて降ろせたシリンダーヘッドですが、年のせいでしょうか^^;
かなり重いと感じるようになったので、今は、エンジンクレーンを使って降ろします・・・。
P1070327.jpg

車両から降ろしたシリンダーヘッドASS'Y、裏側です。
こちら側から見ると、吸気バルブ、排気バルブが見えます。
P1070357.jpg
このバルブを開閉することによって、ガソリンと空気の混じった混合気を吸入、燃焼の終わった排気ガス排出するわけです。
よく見ると大きさが違います。
大きい方が吸入バルブで小さい方が排気バルブです。



長くなりそうなので、今日はここまでにさせて頂きます^^
続きは後日^^


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2011.01.16 Sun. 21:38 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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アイシス バックアイカメラ取り付け 

今回は、ディーラーオプションナビにバックアイカメラを後付けしました。

お客様からは、「純正オプションのように見えるように、しっかり取り付けして欲しい」と強い要望がありました。


先ず、カメラテストをするためにパネルを外し、ナビ本体を引っ張りだします。
取り付けた後に、カメラの初期不良があったりすると2度手間になりますから^^
P1050218.jpg

取り付け位置は、純正と同じ位置にします。
P1050222.jpg

ガーニッシュを外すため、リヤゲート(バックドア)の内張りを外します。
P1050223_1.jpg

これが取り外したガーニッシュ。
P1050224.jpg

そして、カメラを取り付けられる様に、純正オプションと同じ位置に加工をします。
こんな感じ^^
P1050226.jpg
ガーニッシュの一部を切り取り、ヤスリで整えたあと、ゴムを貼り付けてみました。

位置・角度を合わせカメラを取り付け、ガーニッシュを元に戻します。
このとき、取付位置・角度調整に一番時間がかかりました^^;
P1050230.jpg

P1050232.jpg

後は、ナビ裏側に配線します。
純正タイプのバックカメラを取り寄せしたので、カプラーを差し込むだけでOKです。


ばっちり、映ってます^^
P1050234.jpg

思ったより時間がかかってしまいましたが、お客様にも満足して頂けました!^^


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2010.07.16 Fri. 09:35 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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ER34スカイライン ダイナモ修理 

久々に修理のネタを・・・^^;

側面塗装中のER34スカイラインなんですが、突然ダイナモ(発電機)故障を示す警告灯が点灯してしまいました!
P1050155.jpg
今回は、バッテリーの警告灯しか点かなかったですが、この他に排気温度警告灯や駐車ブレーキをかけている時に点く警告灯なども点灯する場合もあります。

本題に入る前にダイナモ(発電機)について、ちょっと説明しておきたいと思います。

自動車はバッテリーを充電しながら走行しています。
そのバッテリーを充電するために、発電機が必要なわけです。

で、その発電機ですが、一般的にダイナモと言います。
が!そもそも最近?の自動車にダイナモなんて付いてません!!!
本当はオルタネータが正解です。

ダイナモとは、直流発電機のことであります。それに対し、オルタネータは交流発電機です。
自動車のバッテリーをはじめ、電装品は全て直流で機能します。
が、性能面やメンテナンスで有利な交流発電機であるオルタネータが使われるようになりました。
オルタネータで発電された電気は、整流され直流にして、バッテリーを充電したり、各電装品を動作させているわけです。

最近の自動車って言っても、僕が生まれたころの自動車にはすでにオルタネータが装備されてダイナモなんて使ってません。
昔の名残りで『ダイナモ』って言ってるんでしょうね・・・^^;

なので、これからは『オルタネータ』で話を進めていきたいと思います。


ここから本題に戻ります。

いきなり警告灯が点灯しましたので、どういう故障か調べる必要がありました。
電圧計で測定してみると・・・・・・!!!

なんと!!! 
P1050141.jpg
17.44ボルトも発電させてしまってます!
これは、ヤヴァイです!(汗)
すぐにエンジンを停止させなければなりません!

オルタネータの故障には、大きくわけて2通りあります。
1つ目が、充電不足です。
こちらの場合、バッテリーさえ元気ならクルマを動かすことはできます。
もし、路上で故障してしまったら、出来る限り、余分な電気を使わないようにすれば、暫く走行することも可能です。

2つ目は、過充電してしまう故障です。

通常、オルタネータで発電される電圧は、14ボルト前後になるよう調整されています。
発電機は、回転速度が速くなればなるほど、多くの電圧を発生させます。

ですが、自動車の場合、いくら多くの電圧を発生させても良い訳ではありません。
電圧を調整するためにICレギュレータと言う部品がオルタネータに組み込まれていて14ボルト付近に調整しているんです。

で、そのICレギュレータが壊れると今回のER34スカイラインのように過充電(オーバーチャージ)してしまいます。

上でも書きましたが、オルタネータが充電不足の故障をしただけなら、何とか走行することは可能なんですが、
過充電(オーバーチャージ)した場合、各電装品にどんな影響がでるか分かりません!

軽い場合なら、電球が切れる程度で済みますが、ヒドイ場合はコンピュータが壊れたり、バッテリーが破裂するなんてことも考えられます!
走行中なら、エンジン回転も上がっており、17.44ボルト程度では済まないかも・・・。

今回のスカイラインは、工場の中での故障だったので、不幸中の幸いだったでしょう!
とは言っても、この異常電圧で、何かトラブルが起きてなければ良いんですが。

でも、過充電(オーバーチャージ)なんて故障は滅多にしません。
20年以上、整備士をしている僕でも、あまり見た記憶がありませんから。
殆どの場合、充電不足による故障です。

今回の修理では、予算の関係でリサイクルのオルタネータを使用しました。
本当は、リビルト(再生品)の方が安心なんですが、程度の良いリサイクル品がありましたので^^

P1050148.jpg
ところが、そのリサイクル品に交換しても過充電(オーバーチャージ)してました・・・(涙)
今度は、15.3ボルト付近です。
先ほども書きましたが、過充電(オーバーチャージ)なんて故障は滅多にしないんです!
リサイクル品なので、運が悪かったのか・・・・・・(涙)

そんなはずはないと思い、ディーラーにオルタネータ以外で過充電(オーバーチャージ)する原因がないか問い合わせをしてみました。
が、他には考えられる原因は無いとの回答でした。
納得の出来ない僕は、整備振興会の技術課にも問い合わせました。
こちらでは、他に2つ3つ点検項目を教えて頂きましたが、どれも問題ありませんでした・・・。

ところが、FAINESを使ってもっと詳しく調べてみると、あったんです!別の原因が!
(FAINESについてはこちら

実は、S回路ってのがあって、ヒューズを通ってバッテリーに帰ってくる回路が別にあったんです。
が・・・・・、肝心のヒューズの位置が分かりません・・・。
再び、整備振興会の技術課に問い合わせして、ヒューズの位置を確認すると、完全に切れてました^^;
おそらく、17.44ボルトもの異常電圧を発生させた時に切れてしまったんでしょう・・・。
交換すると完璧に治りました^^
P1050165.jpg
良い感じの電圧です^^

異常が発生し、すぐにエンジンを止めたので、各電装品にトラブルは出ませんでした!

すこし、時間がかかってしまいましたが、完璧に修理完了しました^^
やれやれでした^^;

カテゴリ:整備関連

2010.07.02 Fri. 23:49 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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4トン トラック車検  

4トン トラックの車検から・・・。


車検(12ヶ月)定期点検整備
 フロントドラムブレーキ分解・清掃・調整
 リヤブレーキドラム分解・清掃・調整
 動力伝達装置 点検
 ステアリング装置 点検
 サスペンション 点検
 エンジン及び電気系統 点検
 下廻り 各部点検
 エンジン及び下廻りスチーム洗車
 下廻り錆止め塗装(シャシブラック)
保安確認検査
ヘッドライト光軸 調整
サイドスリップ 調整
など整備していきます。

先ずは、リヤブレーキから。
これが、ブレーキライニングです。
車が大きいので当然ですが、ブレーキもでかいです^^

P1030804.jpg

で、こっちがブレーキドラムです。
通常、こようなトラックの場合、真ん中のシャフトを抜いて、ドラムとタイヤ2本を同時に取り外します。
(1軸に4本、片側に2本づつついてますから)
勿論、人間の手では持てないので、台車に載せて地面と平行に抜き出す感じですね。
P1030805.jpg

ライニングを外し、カップキットを交換します。
中央のハブベアリングもでかいです^^
P1030806.jpg

上側の部品がシャフトからのオイル漏れを塞ぐシャフトシール、下側にあるのがカップキットです。
P1030808.jpg

シリンダの中から、ピストンを抜き出し清掃後、カップを組み込みます。
PHOTO109.jpg

続いて、フロントブレーキ。

こちらも、リヤと同様な手順で作業します。
PHOTO119.jpg

PHOTO125.jpg

PHOTO124.jpg

PHOTO123.jpg
トラックのブレーキは、大きく作業は大変なんですが、構造はいたってシンプルなので、体力勝負って感じですね^^

エンジンは、オイルの交換
PHOTO128.jpg

ファンベルトの調整
ベルトは2本掛ってます。
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと違い、構造上負圧というものを利用しません。
負圧とは、文字通りマイナスの圧力です。簡単に言えば、空気を吸い出す力です。
この負圧を利用して、ブレーキを踏み込む時の力を手伝ってくれるんです。
エンジンを切ったまま、ブレーキを踏んでも、ペダルがカチカチで殆ど効かないですよね?
イメージできましたか?^^

で、ディーゼルエンジンでは、この負圧を利用できないので、オルタネータ(バッテリの充電器)の後ろに真空ポンプが付いていて、このポンプで負圧を発生させる仕組みになってます。
なので、ファンベルトはブレーキにとって非常に大切なベルトなんです。
特に劣化、亀裂に注意しなければなりません!
バッテリの充電だけが、ファンベルトの仕事ではありません^^

ですが、この大きさのトラックになれば、真空ポンプで負圧を発生させブレーキをアシストしても足りないので、エアタンクに圧縮空気を貯め、強力なエアの力でブレーキオイルをシリンダーに送り込みます。
で、そのオイルを受け止め、ブレーキライニングを押し広げるのがカップの役目です。
PHOTO129.jpg

エアエレメントの清掃です。
こちらも普通の乗用車と比べると、かなり大きいです。
8倍くらいはあるでしょうか・・・。
かなり埃がたまってました^^
PHOTO131.jpg

後は、水漏れ、燃料漏れ、オイル漏れなどをチェックします。
特に漏れている所は、ありませんでした^^

こちらは、スピードセンサーです。
スピードメーターが作動してなかったので交換しました。
以後、快調にスピードメーターが作動しました^^
P1030781.jpg
P1030785.jpg
PHOTO132.jpg


全てのブレーキの調整をした後、シャシブラックを塗装します。
仕上げに、サスペンション、ハンドル廻りの可動部分にグリスアップします。

その他、マーカーランプ及びタイヤ灯が点灯してなかったので修理させて頂きました。
ワイパーゴムも新品にしておきました。
これで、雨の日の視界も良くなると思います。


この度は、誠に有難うございました!
これからも宜しくお願いいたします^^


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2010.02.02 Tue. 23:58 -edit- Trackback 0 / Comment 2

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